応援サポーター

応援メッセージ

深い和歌の世界や連綿と受け継がれてきた王朝文化を紹介する、この展覧会。少し敷居が高く感じられるかもしれませんが、実はとても身近で興味深いものです。このたび、様々な分野で活躍する著名な方々に応援サポーターになっていただき、本展に期待することや見どころについて、メッセージをお寄せいただきました。


竹下景子さん
俳優・京都国立博物館文化大使

竹下景子さん

100年前のあの日。三十六歌仙の誰を自分は引き当てるのか、数寄者の胸は乱れただろう。一方、描かれた当の歌仙達の心中は…と、想像がふくらみます。王朝美術の粋を目にする至福とともに登場人物の呟きまでも聴こえてきそう。あゝ、待ち遠しい。

藤原紀香さん
俳優・京都国立博物館文化大使

藤原紀香さん

今回の展覧会のメインでもある、鎌倉時代に書かれた小大君の華麗な歌仙絵。十二単の色が鮮やかに残っており一番に目を奪われた美しい作品です。小大君の表情も印象的で、平安から令和という時代を旅した美しい作品たちの持つ物語にロマンを感じます。

永田和宏さん
歌人・京都大学名誉教授・京都産業大学タンパク質動態研究所長

永田和宏さん

名前だけは聞いて知っていた《佐竹本三十六歌仙絵》。散り散りになっていたそのほぼ全容を一時に見られるなんて、ほとんど奇跡に近い。和歌と絵の優美な調和を楽しむのもいいが、歌を大切にした古人(いにしえびと)の心をぜひ感じたいし、感じて欲しいものと願っている。

知花くららさん
モデル・女優

知花くららさん

その瞬間をフリーズドライできるのが、歌。千年の時を経て、その瞬間が蘇る。当時のありのままの恋心や暮らし、今と変わらぬ人々の姿が生き生きと動き出し、何を問いかけるのか。さらに三十六歌仙が一堂に会す、貴重な場に巡り会う幸運をありがたく思います。

橋本麻里さん
美術ライター・永青文庫副館長

橋本麻里さん

美のコンセプトは、「かたち」に先駆けてまず、「うた」に顕現する。富以上の誉れを求めた近代財界の実力者たちは、日本美の象徴として、歌仙の降臨を(こいねが)った。ひとたび離散した王朝以来の美神たちが、世紀を超えて再集結するとき、私たちは何を見出すのか。

末次由紀さん
漫画家

『ちはやふる』主人公・千早/描き下ろし/©末次由紀/講談社

『ちはやふる』主人公・千早
©末次由紀/講談社

私はよくチーム化の威力について考えます。三十六歌仙も百人一首も、36や100という数字でまとまりを作ったことが、時代を超えることができた大きな要因だと感じています。その存在を伝えるバトンをまた次の時代に渡せるように、貴重な機会を味わいましょう。